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Guardian Nodesとは?Mawariが切り開く分散型インフラの未来
Guardian Nodeは、Mawari Networkの品質と信頼性を支える重要な存在です。報酬設計や運用方法、3つの参加プランを通じて、誰でも柔軟にネットワーク運用に参加できます。
これからの没入型コンテンツ配信には、リアルタイムかつ低遅延で、世界中に分散されたインフラが不可欠です。その中心にあるのが、Mawari Network。
AIを活用したXRアプリケーションを、大規模に支えるために設計されています。そして、そのネットワークの信頼性・高パフォーマンス・透明性を担保する存在が、「Guardian Nodes(ガーディアンノード)」です。
このGuardian Nodeのライセンスを取得できるチャンスが、MawariのDecentralized Infrastructure Offering(DIO)を通じて、まもなく始まります。

Guardian Nodesとは?
Guardian Nodes(ガーディアンノード)は、Mawari Networkの動作が正しく行われているかを監視・確認するための専用ノードです。
一般的なパソコンでも使われるCPUをベースに構成されており、ネットワークの品質を守る重要な役割を担います。
主な役割は、以下のとおりです:
映像や音声のストリーミングが、あらかじめ定められた品質基準を満たしているかを確認する
他のノード(Spatial Streamer Nodes)が行ったレンダリング作業が正確に完了しているかを検証する
レイテンシー(通信の遅れ)、ジッター(信号のばらつき)、パケットロス(データの欠落)、映像品質などをリアルタイムでモニタリングする
ネットワーク上で行われた活動を、ブロックチェーン上に検証可能な形で記録する
これらの機能により、Guardian Nodesは、Mawari Networkの透明性・信頼性・高いパフォーマンスを維持するための基盤となります。
大規模でスムーズな没入型体験を提供するために、欠かせない存在です。
Guardian Nodeライセンスとは?
ネットワーク運用のための“認定された入口”
Guardian Nodeライセンスは、その保有者にネットワーク上でGuardian Nodeを運用する独占的な権利を与えるものです。
ライセンスを取得すると、稼働時間やタスク達成度、ネットワーク貢献度に応じた報酬を受け取ることができます。
また、ネットワークとの長期的な信頼関係の構築を目的に、ライセンスは発行から12ヶ月間は譲渡不可と定められています。これにより、初期オペレーターがMawari Networkの安定運用と持続的な成長にコミットしていることが保証されます。
12ヶ月経過後には、ライセンス保有者が関心のある他ユーザーにライセンスを売却することも可能になります。
確かな貢献に、確かな報酬を
Guardian Nodeの運用者には、主に2つの報酬制度があります。
① 初期オペレーター向けインセンティブ
Mawariの全トークン供給量のうち、11%が、最初の3年間にわたってアクティブかつ検証済みのGuardian Nodeへ分配されます。
② ネットワーク活動報酬
ネットワーク全体で生み出された純収益の最大20%が、ノードの稼働状況や貢献度に応じてGuardian Nodeに割り当てられます。
報酬を受け取るには、ノードの稼働時間や安定した運用状況が求められます。
こうしたデータはすべて、ブロックチェーン上の記録や計測システムを通じて、透明かつ客観的に評価されます。
3つの運用スタイルから選べる、統一価格のライセンス
Guardian Nodeライセンスは、それぞれ異なる参加スタイルに合わせた3つのプランから選ぶことができ、いずれも価格は333ドルです。
Visionary(ネットワーク成長重視型)

XRとAIの世界的な成長にあわせ、ネットワーク活動報酬の比重を高くした構成です。
初期インセンティブよりも、将来の価値を見据えた運用を優先したい方向け。
没入型インターネットの可能性を信じる人におすすめ
Balance(バランス型)

初期インセンティブと長期報酬の両方をバランスよく得られる構成です。
今すぐの価値と将来の成長、両方を大切にしたい方に適しています。
柔軟性と安定した成長を重視するオペレーターにおすすめ
Catalyst(初期参加重視型)

初期インセンティブをより多く受け取れるよう設計されています。
そのぶん、長期的なネットワーク活動報酬の比率はやや低くなります。
早期に参加し、先行して貢献したい方におすすめ
運用要件と参加の柔軟性
Guardian Nodeとして毎日の報酬を受け取るためには、24時間のうちに最低8回のハートビート検証サイクルを完了する必要があります。
これはノードがきちんと稼働していることを確認する定期的なチェック作業で、継続的にネットワークに参加していることを証明します。
参加方法は2通りあり、オペレーターが自分に合った形を選ぶことができます。
専用のガイドに従い、自分のPCなどの端末でノードを自分自身で運用する(特別な技術スキルは不要)
Mawariが認定したインフラパートナーに運用を委託する
なぜGuardian Nodeが重要なのか
Guardian Nodeは、「没入型インターネット」を正確に、安全に動かすために欠かせない存在です。
ネットワーク全体でリアルタイムに計算されたデータが、正しく・高品質に配信されているかを検証し、XRコンテンツの大規模展開に必要なパフォーマンス基準を守ります。
現在実施されているDIOを通じて、こうした重要な役割を担うノードを早期に運用するチャンスが提供されており、参加者は、透明性のある成果報酬型の仕組みの中で、貢献に応じた報酬を受け取ることができます。
DIOの詳細についてはこちらをご覧ください。