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Mawari、Arbitrumと提携し、「まるでそこにいる」ようなAIによる3D体験を世界へ

リアルタイム3Dストリーミングを通じて、現実のようなAIエージェント体験を提供するDePINプロジェクト「Mawari」は、Arbitrumとの提携を発表しました。この提携により、XRや空間コンピューティングにおける没入型コンテンツの配信・体験方法が、グローバル規模で再定義されていきます。

高品質なリアルタイムXR体験をグローバルに届けるために

高解像度かつリアルタイムなXR体験をグローバルに提供するためには、中央集権型モデルではスケーラビリティや安定性が十分ではありません。
Mawariは、DePIN(分散型物理インフラネットワーク)の力を活用し、膨大な計算処理、レンダリング、コンテンツ配信の負荷を、世界中のGPUノードおよび参加者ネットワークに分散させています。

Arbitrum Orbit上に構築された独自チェーン

XRおよび空間コンピューティングにおける高度な要件と今後の成長に対応するため、MawariはArbitrum Orbit上に独自のL2/L3チェーンを構築しています。
この専用チェーンは、没入型コンテンツの配信に最適化されており、XRプラットフォーム間の相互運用性と安全なやり取りを実現する基盤となります。

XR以外の分野にも広がる、分散型ネットワークの可能性

Mawariは、リアルタイム性に優れたこの分散型ネットワークを、将来的にはAIの処理や、スマホやARグラスなどユーザーの端末の近くで行う計算処理といった他の用途にも応用していく計画です。
このネットワークは、特許取得済みの技術をもとに設計されており、「空間インターネット」の次世代インフラとしての活躍が期待されています。

Mawari CEO:Luis Oscar Ramirezのコメント

Arbitrum Orbitの活用により、Mawariの独自チェーンは、さまざまなXRアプリケーションと開発者を、革新的なWeb3ツールやトークン化によって結びつけ、高い相互運用性を実現します。
これは、ブロックチェーンベースの信頼性ある協働と所有モデルを通じて、より豊かで連携性のあるXR体験を創出するものです。

Offchain Labs CEO:Steven Goldfederのコメント

物理世界とデジタル世界の境界がますます曖昧になる中、スケーラブルでシームレスなインフラは、次世代の没入型体験の実現に不可欠です。
MawariによるArbitrumの活用により、分散型・低遅延のストリーミングがXRやAR体験に導入され、リアルタイムかつオンチェーンのインタラクションを支える重要な技術基盤となるでしょう。

没入型体験の未来へ

Mawariが描く未来は、単なる高品質な3D映像の配信ではありません。
それは、

  • 人生を変えてしまうような体験

  • 新しい3D開発が実現可能に

  • 今までにないエンターテインメント

  • バーチャルとの深いつながり

を実現するための、新しい体験のインフラです。

マルチチェーン戦略の推進

Mawariは、「没入型AIインターネットの未来」を実現するために、マルチチェーン戦略を積極的に推進しています。
柔軟性、拡張性、相互運用性を高めることで、開発者、パートナー、ユーザーすべてにとって自由で強固な基盤を提供します。

異なるブロックチェーンとの連携により、より多くのコミュニティや流動性へのアクセスが可能となり、ユーザー体験の向上とエコシステム全体の成長が期待されています。

Arbitrumについて

Arbitrumは、企業や個人がオンチェーンに移行するための、柔軟かつ相互運用可能なブロックチェーンソリューション群です。
中でもArbitrum Oneは、レイヤー2チェーンの中で最も多くの資産が預けられており、DeFi、DePIN、ゲームなど幅広い領域のdAppに活用されています。

また、Orbit(独自チェーン展開)やStylus(RustやC++などの開発言語に対応)などの技術により、より多くの開発者のニーズに応えています。

Mawariについて

Mawariは、AIエージェントの社会実装を可能にする、世界初の空間コンピューティング向けDePINプロジェクトです。
Mawari Networkは、グローバルなユーザーに向けてAIによる没入型体験をリアルタイムでストリーミングすることができます。

AIとXRの融合によって、物理世界とデジタル世界の境界を越え、リアルに近い3Dアバター型AIエージェントを、誰もが体験できる未来を目指しています。